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レトロゲームがすきでそんはない

かなり古めのレトロゲームについて、無駄に溜めたゲーム雑誌などからネタを拾うブログです。アラフォー以上御用達ですが、ファミコンよりもっと古いゲームを知りたい、黎明期のゲームのカ オスぶりに興味があるというちょっと背伸びしたい気分な若者もどうぞ。毎週末更新予定。

指定期間 の記事一覧

与作シリーズその5 与作とドンベエ(与作とゴンベエ) 1979年 ウィング?

2013.06.30 (Sun)
与作とドンベエ(与作とゴンベエ?) 1979年 ウイング?




Beep!メガドライブ BINARY ANALYSISより

 またまた与作です。今までの与作も相当にカオスでしたが、ついにゲームタイトルすらあやふやなのが登場です。というのは当時二種類のタイトルが出回っており、どちらが本家なのか不明なのです。そういえばかなり後にアルファックスZとTHE 26’TH Zという同内容別タイトルのゲームが出回っていましたが、どういう経緯で同じ内容のゲームが別タイトルで出たのでしょう。・・・関係ないですね。

 さてこの与作とドンベエ、今回はシューティングです。インベーダー基板の流用と思われ、内容もインベーダーに似通った部分が多々あります。インベーダーみたいにラインごとの色指定なのですが、よく考えればこれってインベーダーだから成り立つ仕様だと思うんですが、他のゲームでも平気で使われてましたね。与作とドンベエでもそのせいで木やキャラクターの途中で色が変わってしまったりしてます。同じキャラの色が途中で変わるってちょっと違和感あったんですけど、そんなの気にしてたのは私だけだったのでしょうか。ま、白黒よりゃマシってことでしょうね。今となってはPC-8001のゲーム同様懐かしいですが。・・・関係ないですね。

 本題に戻りましょう。この与作とドンベエ、自機がおそらくドンベエで、今回与作は中央で木を切っており、木が切り倒されたらタイムアウトでゲームオーバー。与作は背景でタイマーに成り下がってしまいました。与作のヒットのあやかったゲームなのにこの扱いはどうなのか。もはや与作さえ出せばなんでもよかったのでしょうか。ついでに言えば与作、ドンベエと重なると見にくくてすごいジャマです。
 プレイヤーはドンベエを操作して木に留まっているカラスを撃ちます(切り倒してる最中の木のカラスを撃たなければならない状況がイマイチよくわかりませんが、昔のゲームなのでいちいち気にしてはいけません)。

 カラスはインベーダーよろしく少しずつ下段に降りてきて、最下段まで来てしまうと与作が木を切り倒してしまいゲームオーバー。カラスの位置が下がると、木の枝がないはずのところでも平気で宙に浮いているのですが、そんな違和感のある状態でもカラスは決して飛ぶことはありません。カラスなのに。このゲームのやっつけ仕事感が伝わってきます。

 唯一飛ぶカラスは画面上部の横切るインベーダーのUFOに当たる大ガラスで、命中するとミステリーボーナスです(点数が表示されないので、何点だったのかを知るには直前のスコアから引き算するしかない)。こう説明するとほとんどインベーダーですが、マイナス方向にオリジナリティがありまして、まずカラスは一切動かないこと。インベーダーみたいに端に行くとでなく、一定時間でゴソッと一段下がります。そのせいでインベーダーの端から倒すという戦略性がなくなりました。それではさすがに難易度が低くなりすぎだと思ったのでしょう。この手のZ級ゲームはなぜか一様に無意味に難易度を上げるのが大好きなので、さらに色々余計なフィーチャーを付け加えております。

 まず動かない代わりにカラスがランダムに出たり消えたりします。見た目点滅しているようにしか見えないのですが、当たると思った瞬間に消えるとかなりイラッときます
 また、自機のゴンベエが鉄砲を構えている位置が中央でなく、移動中に左右にコロコロ変わります。なのでカラスを撃てる位置に移動したはずが銃の位置が変わって当たらないという事態が頻繁に起こり、かなりイラッときます。そんな余計なフィーチャー作るくらいなら、素直にカラスを飛ばせよと思ったのは私だけではないはずです。

 さらには敵弾(フン?)がカラスの存在しないところからでも平気で振ってくるというかなりの掟破りな仕様なので、インベーダーのようなヒット&アウェイ戦法ができません。その上カラスの位置が下に降りてくると、しっかり弾の出現位置も降りてくるので、そうなるとプレイヤーにできることは弾に当たらないように祈るしかありません。いちおう画面の左右は弾が振ってこない安全地帯なのですが、意図したものなのかカラスが動かないからそうなったのかは不明です。
 
 そんなわけストレスのたまる要素だらけこのゲーム、やはりまごうことなきクソゲーです。もしかすると与作のゲームはクソゲーでなければならないという掟でもあったのでしょうか。与作の方は木を切るという目新しさがあっただけマシですが、こちらは・・・。インベーダーの亜流と思えば単なるキャラ換えよりはマシとは言えるかもしれません。もっとも一番問題なのは、そんな何十年前のクソゲーを、記憶だけでこんなに長文書いてしまえる私であります。なんでこんなに細かく覚えていたのかと自問自答してしまいまいた。

 さて、与作シリーズですが、今回でアーケード版についてはいったん終了します。
 
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与作シリーズ その4 謎の与作たち ジャック・セガその他

2013.06.22 (Sat)
与作 ジャック 1979年
ジャック与作11本木
ゲームマシンより

 まだ続く与作ですが、もうこれは見たことがありません。11本杉の最新版だそうです。確か9本バージョンもあったような気がするのですが、記事を発見できませんでした。
 新日本企画の本家?与作のアレンジにしてもあれに11本も木を配置できるとも思えないので、全くのオリジナルなのかもしれません。ジャックという会社も聞きなれない名前です。レジャックならわかりますが。
 ザ・ベストゲームにもアーケードTVゲームリストにも載ってないこのゲーム、遊んだことがある方は情報ください。

 与作 セガ 1979年

 今までの与作は新日本企画(与作)以外は超がつくマイナーなメーカーばかりでした。さすがに流行歌をゲーム化するなんて、そんな安直なことはメジャーなメーカーはしないよね!といいたいところですが、そこは我らがセガ。期待どおりやってくれました。
 しかしながらこちらはザ・ベストゲームにもアーケードTVゲームリストにも載っていますが、詳細な内容はまったく不明。セガもなかったことにしているこの与作、遊んだことがある方は情報ください。

私の記憶の中だけにある謎な与作

 私は当時テレビにテレビゲームが出ると食い入るように見入っていた、どこにでもよくいる純粋なゲーム好き少年でしたが、その時分にウィークエンダーという痴話ゲンカとか下着泥棒とかしょーもないニュースだけを扱う夜のワイドショーみたいな番組がありました。その番組で不良が事件を起こしたという再現映像がありまして、当時不良と言えばゲーセンだったわけでありまして、その再現映像の中のゲーセンで不良役の役者が遊んでいたのが、与作らしきゲームでした
 子供の頃の記憶なので曖昧ですが、迷路っぽいステージをクマを避けながら木を切る内容だったと思います。もしかしたら上記のジャックかセガの与作だったのかもしれません。はたまた別の与作なのか。遊んだことがある方は情報ください(今回こればっかだな)。

 さて、ひとつのヒット曲から生まれた数々のアーケード版の与作なのですが、本家?の新日本企画版からしてひどい出来だったわけで、結局二匹めドジョウどころか一匹もいなかったという惨憺たる状況でありました。
 しかし木を切るというユニークな内容で決して素材は悪くなかったので、その後カセットビジョン板で花開くことになったのでした。非常に珍しいというか、 まあ当時は本当にカオスだったなあと、与作の記事を書いていて改めて思いました。でもとても面白い時代であったことも確かであります。

 なんかまとめ的なこと書いちゃいましたが、与作ゲーム次回も続きます。

本家ナムコのコピーとフットボール

2013.06.16 (Sun)
ブログってのがこれが初めてで、初心者向けの入門本に広告の掲載方法が載っていたので「せっかくだから」とやっていたのですが、こんなマイナーブログでは収入は限りなくゼロでありまあそれは最初から期待してなかったのですが、たまにはどんなもんかとgoogle adsenseの履歴を確認してみたところ、自動でサイトの内容に合わせて広告を出すadsene様がおっしゃるには、なんと今までずっと広告マッチング率が0%だったそうです。とうやらブログの内容があまりにマイナーすぎたようですな。ま、わかってましたけどね!

 さて先日の与作オーエム編で同社が「遊びをクリエイトする」というナムコのコピーを無断使用したという疑惑をスッパ抜き(笑)ましたが、パクリの方だけではどうかと思うので本家のも掲載します。

遊びをクリエイトする
ゲームマシン 54年1月1日 第130号より

 なんと、オーエムの与作と同じ号に本家がありました(笑)。大胆すぎるぞオーエム。同じ号に乗せちゃう業界紙もすごいけど。本当におおらかな時代だったんですねえ。

 ちなにみに写真にある「フットボール」はアタリからの輸入だと思います。かなり長い間地元のデパートに置いてあったんですが、フットボールのルールを知らなかったので未プレイ。トラックボールが珍しくてゴロゴロしてみた記憶しかありません。あと選手が○と×であらわされていたのが印象的に残ってます。聞いた話では面白いゲームだったようなので、一度くらいプレイしておけばよかったと今では後悔しています。でもルールの分からないゲームに100円出せなかったからなあ。
 ちなみにスポーツTVゲームが「新しい主流」だったかどうかは疑問の余地が残ります。

与作シリーズ その3 ポンポコ与作 中部センター

2013.06.09 (Sun)
前回前々回とSNKとオーエムの与作を紹介しました。どっちが元祖なのかはわかりませんが(ナムコのコピー平気でパクるオーエムの「元祖」という広告には信憑性ゼロなんでおそらくSNKでしょう)、ゲーム業界で二匹目のドジョウを狙うのはよくあることでした。しかしそれだけで終わらず3匹目四匹目のドジョウを狙うメーカーが現れるのもレトロゲームの世界なのです。しかし普通はヒットしたゲームの二匹目を狙うモンで、与作の場合は最初から一匹もドジョウなんていなかっただろという気がしますが。


ポンポコ与作 中部センター
ポンポコ与作3
ゲームマシン55年1月1日号より

 中部センターのマイコンマックスシリーズの第四弾だそうです。なんとネオジオの数十年先をいく4in1基板らしく、ポンポコ与作の他にチルトインベーダー(ティルトインベーダー?)、ポリス(暴走トラックを捕まえるゲーム・・・らしい)、ラットパトロール(ヘッドオンの亜流)から好きなゲームを選択できる仕様・・・らしいです。
 らしいらしいですいませんが、見たことがありませんので、なんともいいようがないのです。プレイしたことのある方があったら教えてください。4つから選べるといってもなんかろくなのがないのであまりうれしくなかったと思いますが。
 で、肝心のポンポコ与作ですが、紹介文を引用しますと、

進んだ点は(何から?もしかして他社の与作と比較してる?)
1 タヌキが現れ与作を化かす(意味がわからん・・・)
2 イノシシが立ち上がって襲いかかる(普通に突進しても同じような・・・)
3 与作はイノシシを反撃する(だから何がだよ・・・)
4 木を切ると鳥が落ちてくる(木を切った達成感を味わう間もない仕様)


だそうです。おそらくSNK版よ与作のマイナーチェンジと思われます。しかし広告なのにこんな要領を得ない説明ではたして売れたのでしょうか。売れなかったから見たこと無いんですね、ハイ。わかってていいました。

 しかしこのゲーム、何でも知ってるはずの天下のgoogle先生に聞いても「なんでもじゃないよ、知ってることだけ」とばかりになにひとつヒットしません。ホント、遊んだことがある人いらしたら教えてください。タヌキが化かすとか意味不明です。
 でもこのポンポコ与作、ゲーメスト別冊の「ザ・ベストゲーム」にはしっかり載ってました。改めてすごい本だと思います。でもゲームの説明は「基本的にキコリが出てくるアクションゲーム」としか書いてませんが。全然わかんねえよ!
 
 (続く)

 追記

 TILT INVADERは愛知県犬山市の「日本ゲーム博物館」にあるようです(チルトインベーダーと同じものかは不明)。ここはエレメカ・ピンボールに体感ゲームまで遊べるというレトロゲーマーには夢のような場所です。興味のある方はぜひ行ってみてください。特にピンボールががこれだけそろっているところは日本でもここだけでしょうから、ぜひテレビゲームだけでなくピンボールもプレイしてください。

日本ゲーム博物館

森田和郎氏追悼

2013.06.02 (Sun)
 森田和郎さんについての小文

森田
プロコン 83年11月 創刊号より

 すでにご存知の方も多いと思いますが、森田和郎氏が2012年7月27日にお亡くなりになっていたそうです。ご冥福をお祈りします。

 森田氏といえば一番有名なのはPC-8801のアルフォスでしょう。お世辞にもゲーム向きとはいえないPC-88のV-RAM構成を逆手にとって不可能といわれたゼビウスタイプのシューティングゲームを実現したことは、当時のプログラマやゲーマーに大きな衝撃を与えました。
 Z80の裏レジスタを駆使しクロック単位で高速化したという氏の技術は、私にとってははるか雲の上の話のようでまさに「スタープログラマー」でした。
 アルフォスの元になったゼビウスがその後のアーケードゲームに多大な影響を与えたように、アルフォスの出現は当時のPCゲーム業界にも大いに影響を与えました。アルフォスによってその後のPCゲームのレベルが引き上げられたと言っても過言ではないしょう。

 また氏はオセロや将棋などの思考ゲームの分野でも大いにその才能を発揮されました。氏の「森田将棋」がその後のコンピュータ将棋に与えた影響もこれまた大きいものでした。プロ棋士に勝つまでに成長したコンピュータ将棋ですが、「森田将棋」がなければコンピュータの勝利はもっと遅くなってかもしれません。
 
 昨年亡くなられていたということなので、今年行われコンピュータ側の勝利に終わった電王戦の結果を見ることなく亡くなられたことは残念ですが、2011年1月に引退棋士ではあるものの元名人である米長前会長にPCが勝利したことはきっと喜ばれたのではないかと思います。

 プログラマー35才定年説などどこ吹く風で、ハードの変化の著しいゲーム業界で近年までPS3のゲームなどの開発もされていたということ。改めて氏の能力には感服するばかりで、現役での早すぎる死が惜しまれてなりません。

 謹んでご冥福をお祈りします。

与作 オーエム 

2013.06.01 (Sat)
与作 オーエム 1979

 と、言うわけで今回は与作ゲームの第二弾、オーエム版の与作です。

オーエム与作0

オーエム与作02
写真はゲームマシン 1979年10月1日号、11月1日号より

 「元祖」だそうです。ホントかいな。「総天然色」も意味おかしいだろ(笑)。
 内容は1度しか遊んだことがないので、正直あんまり覚えてないです。広告によるとキツツキやイノシシの妨害をかわし3本の木を倒すとありますので、SNK版とほとんど同じ内容だと思われます。木に描かれている文字列と数字が激しく謎です。

 広告の宣伝文句より「人々の暮らしの中に、自然にうけいれられる第三世代のテレビゲームをと・・・じっくり時間をかけて検討し、これこそは、人々の要望にこたえるものとして自信をもって完成させた”与作”です。」

 しれっと「じっくり時間をかけて検討って」って(笑)。Wikiによると大元の演歌与作が78年3月発売、ヘイヘイホーが子供に浸透するのにちょっとは時間がかかっただろうし、じっくり検討して開発してる時間はねえだろ!!!暮らしと自然とかってもともと与作ありきのゲームだから結果的にそうなっただけだろがよ!
 第三世代ってのはポン&ブロック崩し、インベーダーのその後で第三ってことでしょうかね。
 
 あと非常に気になる一文があるのですが、

遊びをクリエイトする(株)オーエムがおとどけします。

 ちょ!!!???えええ!!!???おいこら待てえええ!!!我々古参ゲーマーには慣れ親しんだおなじみのフレーズが???
 演歌の内容をパクるだけならまだしも、 同業他社のキャッチフレーズまでパクるなよ!!!!!!!

 ・・・でもこれ79年11月なんですよね。まさかまさかですが、実はオーエムが先だったなんてことはないですよね・・・いやさすがにないな。他のメーカーならまだしも(笑)。

 なんだか図らずもとんでもないものを掘り出してしまいましたが、与作特集はまだまだ続きます。

与作オーエム
 衝撃のキャッチフレーズ。
オーエム与作03
「あなたは与作」って言われても。こんなおっちゃんヤダ。
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